新型コロナの症状は発熱や倦怠感?受診の目安や注意事項は?

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皆さんこんにちは!SAKURAです。

ところで

昨日から少し熱が出て、咽喉が痛い・・
もしかすると新型コロナ?

どの程度の症状なら、受診したほうがいいの?

という方に

新型コロナに感染しているかどうか、受診する判断の目安は以下のとおりです。

風邪のような症状や、37.5度以上の発熱が4日以上続いている
(解熱剤を飲み続けなければならない場合も含みます)

強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある

※高齢者や基礎疾患のある方、妊婦の方は➀⓶の状態が2日以上続いている場合

このような症状がある場合、最寄りの保健所などに設置された「帰国者・接触者相談センター」に相談してください。

相談の結果、感染の疑いがある場合は、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介されます。
こちらを受診し、PCR検査を受けてください。

「帰国者・接触者相談センター」から感染の疑いがないと判断されても、肺炎症状を呈するなど、かかりつけ医でPCR検査が必要と認められた場合は、(現時点では)センターと相談の上、受診をすすめられた医療機関でPCR検査を受けます。

ただし現在の状況では、発熱や咳の症状があっても、新型コロナ感染症以外の病気が圧倒的に多い状況です。
明らかに風邪やインフルエンザのような心配があるときは、これまで通りかかりつけの医師を受診してください。

※4月12日追記※
 
乳幼児や子供には重症化しやすいとの指摘もあり、気になる症状が出ればかかりつけ医に相談することを強くおすすめします。

※4月16日追記※

新型コロナウイルスに感染したか確認するPCR検査を受けられないという声があがる中、厚生労働省は検査体制を強化するため、必要に応じて地域の医師会などに新たな専門外来を設置してもらうよう全国の自治体に求めました。

新たな専門外来へは、かかりつけ医などから紹介してもらうことにしていて、保健所などの相談センターを介さずにPCR検査を受けられるようになる予定です。

※詳細は後ほど追記します

この記事では、新型コロナの症状や受診の目安、さらに受診の際の注意事項についてお伝えします。
是非参考になさってください!

※新型コロナウイルス感染経路についてはこちらをご参照ください
新型コロナ感染経路は飛沫と接触?予防方法は?マスクは有効?

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新型コロナの症状は?発熱や倦怠感

新型コロナ感染症の症状は、発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴えることが多いことが特徴です。

引用:厚生労働省 新型コロナウイルスを防ぐには

受診をする目安とは?37.5度以上の発熱が長引く強い倦怠感

受診をする目安とは、37.5度以上の発熱が長引く場合や強い倦怠感がある場合です。
具体的には以下➀⓶のような場合です。

風邪のような症状や、37.5度以上の発熱が4日以上続いている
 (解熱剤を飲み続けなければならない場合も含みます)

強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある

高齢者や基礎疾患のある方や妊娠されている方は➀⓶の状態が2日以上続いている場合に相談してください

※※基礎疾患・・糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方

現時点では、小児については重症化しやすいとの報告はなく、通常どおりの目安でご相談ください。

※4月12日追加※

長崎大学病院森内浩幸教授によると、「(乳児)は集中治療を必要とする割合がほかの年齢層より高い」と指摘されています。
原因として、「肺が成熟しておらず、一般に呼吸器の感染症が重症化しやすい」と説明されました。

また東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授は、
「乳児の重症化率が高いのはインフルエンザなどと同じ傾向なので、充分な注意が必要」と話されています。

新型コロナの感染症の目安である「37.5度以上の熱が4日以上続く」というのはこどもの風邪によくあることで、全てで新型コロナウイルス感染症を疑うのは難しいものの、さきの森内教授は

「気になる症状があれば、まずはかかりつけ医に電話で相談してほしい」と説明されました。また、

「親は密集・密接・密閉などのリスクが高い環境を避け、家にウイルスを持ち込まないことが重要だ」とも話されています。

引用:日経新聞「乳児・子供重要例相次ぐ 新型コロナ 早期発見のカギに」

※4月12日追加※

「帰国者・接触者相談センター」に相談

➀、⓶のような症状がある場合、最寄りの保健所などに設置された「帰国者・接触者相談センター」に相談してください。

各都道府県が公表している「帰国者・接触者相談センター」は次の通りです。

※各都道府県が開設している帰国者・接触者相談センター

感染が疑われる場合「帰国者・接触者外来」を受診後PCR検査

新型コロナウイルスPCR検査は3月6日より医療保険適用になりました。

「帰国者・接触者相談センター」に相談の結果、感染の疑いがある場合は、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介しています。

紹介を受けた方は、紹介された医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診するのは避けてください

受診される際には、マスクを着用又は咳エチケットの徹底し、公共交通機関を避けて受診してください。こちらの医療機関で、PCR検査を受けることになります。

※咳エチケット・・咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえること。 咳やくしゃみを手で押さえることは避けて下さい。

「帰国者・接触者相談センター」から感染の疑いがないと判断されても、肺炎症状を呈するなど、かかりつけ医でPCR検査が必要と認められる場合があります。

(現時点では)この場合は、センターと相談の上、受診をすすめられた医療機関でPCR検査を受けます。

 

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

引用:厚生労働省 新型コロナウイルス相談・受診の目安

現時点では、発熱や咳の症状があっても、新型コロナ感染症以外の病気が圧倒的に多い状況です。
明らかに風邪やインフルエンザのような心配があるときは、これまで通り、かかりつけの医師を受診してください。

※4月16日追記※

新型コロナウイルスに感染したか確認するPCR検査を受けられないという声があがる中、厚生労働省は検査体制を強化するため、必要に応じて地域の医師会などに新たな専門外来を設置してもらうよう全国の自治体に求めました。

新たな専門外来へは、かかりつけ医などから紹介してもらうことにしていて、保健所などの相談センターを介さずにPCR検査を受けられるようになる予定です。

※詳細は後ほど追記します
※4月16日追記※

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新型コロナウイルスと風邪、インフルエンザとの見分け方のポイント

※追加(3月12日)

新型コロナウイルスと風邪、インフルエンザとの見分け方のポイントは、「風邪のような症状が1週間続き重いだるさ(倦怠感)がある」という点です。

通常の風邪はゆるやかに熱が上がり、発熱が3日以上つづくことはほとんどありません。
4日から1週間程度で治ることが多く、主な症状は、鼻や咽喉の症状、頭痛・筋肉痛、まれに下痢や嘔吐などです。

インフルエンザは風邪よりも症状が激烈で、発症から1日目から3日で高熱を伴って急激に発症し、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。関節痛、筋肉痛、頭痛も現れます。1週間を過ぎたころには鼻や咽喉などの呼吸器症状が現れます。

大曲貴夫国際感染症センター長新型コロナウイルスによる国内患者を治療)によりますと、自身(大曲医師が)治療した患者数は数が限られるものの、下記のように説明されています。

「新型肺炎の患者はおおむね1週間、熱やせきといった症状が続き、その後、よくなる人と肺炎に進行する人にわかれる

かぜのような症状が1週間続き、倦怠感もあると、かぜやインフルエンザの症状とずれているので気づくポイントだ。渡航歴のない人の感染はこれからも出てくる感染を疑い、拾っていくことが大事」

疑いのある人は咳エチケットを徹底させ、他の人へ感染させないよう指導するとのことです。

また、各地でクラスターによる新型コロナウイルス感染者が発生していることをふまえ、「3密」「密閉」「密集」「密接」は絶対に避けるべきと話されています。

出展:「かぜ症状が1週間続く」に注意 新型肺炎診た医師語る

新型コロナウイルスと風邪やインフルエンザを見分けるポイントは、風邪のような症状(発熱やせきといった症状)が1週間続き重いだるさ(倦怠感)がある点です。

※追加(3月28日)

3月28日午後6時より、安倍首相の緊急会も見がありました。
新型コロナウイルスによる治療薬として、抗インフルエンザ薬アビガン(富士フイルム)を正式承認に向けプロセスを開始しました。

新型コロナウイルス治療薬正式承認へアビガンとは?副作用は?

3つの密を避けることで集団感染(クラスター)を防ぐ

現在日本の各地では首都圏を中心に集団感染(クラスター)が起きています。

この集団感染は、3つの密を避けることで防ぐことができます。

3つの密とは、「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話をする密接場面」のことをいいます。

具体的には「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。

さきの大曲先生も、”絶対に避けるべき”と話されいたとおり、換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。

いかがでしたでしょうか?

4月17日には、全国で緊急事態宣言が発表されました。
感染者数も日に日に増えています。

週末も巣ごもりが予想されますが、手洗いや3密を避けるなどの予防を徹底して、お気を付けてお過ごしください。

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まとめ

・新型コロナに感染しているかどうか、受診する判断の目安

➀風邪のような症状や、37.5度以上の発熱が4日以上続いている
 (解熱剤を飲み続けなければならない場合も含む)

⓶強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
 ※高齢者や基礎疾患のある方、妊婦の方は➀⓶の状態が2日以上続いている場合
※4月12日追記※
 乳幼児や子供には重症化しやすいとの指摘もあり、気になる症状が出ればかかりつけ医に相談することを強くおすすめします。

・➀・⓶のような症状がある場合、「帰国者・接触者相談センター」に相談する

・感染の疑いがある場合は、専門の「帰国者・接触者外来」を紹介されるので受診し、PCR検査を受ける

・「帰国者・接触者相談センター」で感染の疑いがないと判断されても、かかりつけ医でPCR検査が必要と認められた場合
  センターと相談の上「帰国者・接触者外来」を受診する

・新型コロナウイルスと風邪やインフルエンザを見分けるポイントは、風邪のような症状が1週間続き重いだるさ(倦怠感)があること

・「帰国者・接触者外来」を受診の際は、センターから紹介された医療機関を受診し、複数の医療機関を避ける
  咳エチケットをしたうえで公共交通機関は避ける

・3つの密(「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話をする密接場面」)を避けることで集団感染(クラスター)を防ぐ

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